注文時に在庫確認・在庫警告更新とは?
在庫が足りない注文情報 [在庫警告状態] に対して、後から在庫を追加した場合に
注文内の対象商品の個数と、現在の在庫数を判定して、出荷可能な注文かを確認する機能です。
●注文時に在庫が足りない場合
【注文処理】>【注文一括処理】にて、在庫警告マークがつきます。
●在庫を追加した場合
「在庫確認」もしくは「在庫警告確認」を行うことで、出荷可能な注文の「在庫警告マーク」を
外すことができます。
在庫確認 | 在庫があるかどうかを確認したい 「注文」 を指定して在庫確認を行います。 |
在庫警告更新 | 在庫があるかどうかを確認して、在庫警告を更新したい 「フェーズ」 を指定して在庫確認を行います。 |
事前設定
【システム設定】>【処理フェーズ】をクリックします。
「▼フェーズ設定」の「在庫確認」設定を確認します。設定を変更した場合「更新」をクリックします。
在庫確認 | |
対象 | 在庫確認・在庫警告更新を行った際、こちらのフェーズ内の注文数を加味して 在庫引当を行う。 |
非対象 | 在庫確認・在庫警告更新を行った際、こちらのフェーズ内の注文数は加味せず 在庫引当を行う。 |
※処理フェーズの設定が正しくないと、在庫引当が正しく行われません。
※既に出荷済等で、在庫を引き当てる必要がないフェーズは「在庫確認」を非対象にします。
在庫引当の仕組み
■在庫を引き当てる際の計算方法 現在の在庫数+(在庫確認:対象フェーズの)注文数=割り振り可能な在庫数 |
※システム設定>処理フェーズにて、在庫確認「対象」のフェーズの注文在庫数を注文数として計算しております。
(例)商品:A(現在の在庫数:「-1」、在庫確認対象フェーズの注文数:「1」)の場合
(1) 注文が1件入った場合
⇒現在の在庫数:「-2」、在庫確認対象フェーズの注文数「2」になる。
計算式で表すと「-2」+「2」=0 になるため割り振りできる在庫は「0個」
(2) その後、商品Aが「2個」入荷した場合
⇒現在の在庫数が「+2」になるため、現在の在庫数が「-2」から「0」になる。
現在の在庫数:「0」、在庫確認対象フェーズの注文数は「2」になる。
計算式で表すと「0」+「2」=2 になるため割り振りできる在庫は「2個」
在庫確認の手順
在庫があるかどうかを確認して、在庫警告を更新したい「注文」を指定して在庫確認を行います。
- 【注文処理】>【注文一括処理】を開きます。
在庫警告が付いている注文の、左側チェックボックスにチェックを入れます。
※最大表示件数の1000件まで一度に確認可能です。
※チェックしていただいた注文に優先的に在庫を割り振ります。(チェックを入れた順番)
※一括でチェックを入れていただいた場合は、上から順番(昇順の古い注文順)に在庫が割り振られます。 - 画面下の「在庫確認」をクリックします。
- 「在庫がある注文の在庫警告を解除する。」にチェックを入れ「在庫確認開始」をクリックします。
- 「在庫がある注文が見つかりました。」の画面で「OK」をクリックします。
- 在庫確認対象の商品があった場合、在庫のマークがダンボールマークに変わり、
左側チェックボックスにチェックが入った状態になりますので、そのまま画面下の
「一括処理」より処理フェーズの移動が可能です。
※画面下の「更新」もしくは、検索ボックスの「検索」をクリックし画面を更新すると
「在庫」の欄が空欄になります。
在庫警告更新の手順
在庫があるかどうかを確認して、在庫警告を更新したい 「フェーズ」 を指定して在庫確認を行います。
フェーズ内の注文に対して、一括で処理が出来るため、件数に縛りなく処理をかけることが可能です。
- 【注文処理】>【注文一括処理】を開き、「在庫警告更新」をクリックします。
- 在庫を割り振りたい注文が入っている処理フェーズを選択して「処理開始」をクリックします。
※システム設定>処理フェーズにて、在庫確認「対象」とした全処理フェーズの注文に
在庫を割り振る場合は「在庫確認対象」を選択して「処理開始」をクリックします。 - 「OK」をクリックします。
※在庫警告更新対象の商品があった場合、画面下の「更新」もしくは、検索ボックスの
「検索」をクリックし画面を更新すると「在庫」の欄が空欄になります。