Yahoo!ショッピングとmakeshopの決済方法「PayPay残高払い」をご利用いただくにあたっての設定のご案内です。
下記目次内の「必須」の設定ができていれば、注文取込は可能です。
CROSS MALLで受注処理をされている店舗様は「2-3」「2-4」「2-5」の設定も
行うことをお勧めします。
※楽天物流連携機能をご利用の店舗様は、必ず「2-6」もご確認ください。
目次
1.概要
2.CROSS MALLの設定方法
┗2-1.支払方法の登録※必須
┗2-2.配送便変換の登録※必須
┗2-3.取引オプションの設定
┗2-4.納品書の設定
┗2-5.メール定型文の設定
┗2-6.楽天物流連携の設定
3.注意点
1.概要
「PayPay残高払い」とは、Yahoo!ショッピングとmakeshopでご利用いただける支払方法です。
※makeshopは『Yahoo!ショッピング連携機能』をご利用の店舗様のみ対象です。
「PayPay残高払い」は、他の支払方法(現時点ではクレジットカードのみ)と併用も可能になっております。
※今後「代金引換」などの支払方法も併用可能になる予定ですが、時期は未定です。
(例)
5000円の請求金額に対して、PayPay残高払いで2000円を支払い
残り3000円をクレジットカードで支払う。
2.CROSS MALLの設定方法
2-1.支払方法の登録
CROSS MALLの【マスタ登録>名称マスタ】の「支払方法」に支払方法名称を登録します。
画面:【マスタ登録>名称マスタ>支払方法】
コード:任意(空欄可)
名称:※各名称をそれぞれ登録します。
( Yahoo!ショッピング )PayPay残高等、PayPay残高等/クレジットカード決済
( makeshop )PayPay残高払い、PayPay残高払い/カード決済
※【システム設定>支払方法変換】にて既に登録済の支払方法と紐づける設定でご対応頂いても問題ありません。
2-2.配送便変換の登録
新規登録した支払方法に対して、Yahoo!ショッピング店、makeshop店にて利用している配送方法との全ての組み合わせを登録します。
画面:【システム設定>配送便変換】の「新規登録」
配送方法:Yahoo!ショッピング店、makeshop店で利用している配送方法
支払方法:「2-1」で追加した支払方法 ※それぞれ登録が必要です。
配送便:利用する配送便
郵便番号・都道府県:任意
※【自動処理>自動処理設定】にて、支払方法や配送便に関する設定を行っている場合、こちらでの設定・調整も必要かご確認ください。
※配送方法の確認方法
●Yahoo!ショッピングでの確認方法
【Yahoo!ストアクリエイターpro>ストア構築>カート設定>配送方法、送料設定】
●makeshopでの確認方法
【makeshop管理画面>ショップ作成>配送関連の設定>配送の設定】
2-3.取引オプションの設定
「PayPay残高払い額」と「併用支払い額」それぞれの金額をCROSS MALLで確認できるようにする場合は、下記設定を行ってください。
※設定がなくてもエラーにはなりませんが、帳票に金額の内訳を記載することも可能になるため設定をお勧めします。
「PayPay残高払い額」:PayPay残高払いで支払った金額が取り込まれる
「併用支払い額」:併用した支払方法で支払った金額が取り込まれる(クレジットカード分の支払金額 等)
設定を行う際は、サービスを停止にする必要があります。
はじめに【CSV処理>サービス開始/停止】にて、在庫送信データと注文受信データの両方「停止」をクリックします。
※状態が「停止中」から「停止」になるまで、数十分かかることがございます。
「停止」になってから、次の設定行ってください。
画面:【システム設定>店舗情報】の該当店舗の編集画面
項目:取引オプション1から10ラベルのいずれか
値:PayPay残高払い額、併用支払い額
※値はそれぞれ別の取引オプションラベルに設定してください。[下画像参照]
※取引オプションラベルの1から10で使用されていないところに
ご設定いただく形で問題ありません。
設定が完了したら、【CSV処理>サービス開始停止】にて元の状態に戻します。
「PayPay残高払い額」と「併用支払い額」を納品書へ表示させる場合は、サービスの状態は停止のまま次の「2-4.納品書の設定」をご確認ください。
(補足)
●取り込まれた値は、注文情報の管理番号をクリックした画面にて確認可能です。[下画像参照]
2-4.納品書の設定
納品書の2箇所に「PayPay残高払い額」と「併用支払い額」の内訳金額を記載できます。
「2-3.取引オプションの設定」を行った上で下記それぞれの設定をご確認ください。
【1】代金総額の下に内訳金額を記載
【2】お届け先様情報の下に内訳金額を記載
どちらの方法も設定を行う際は、サービスを停止にする必要があります。
はじめに【CSV処理>サービス開始/停止】にて、在庫送信データと注文受信データの両方「停止」をクリックします。
※状態が「停止中」から「停止」になるまで、数十分かかることがございます。
「停止」になってから、次の設定行ってください。
【1】代金総額の下に内訳金額を記載
設定画面:【システム設定>店舗情報】
該当店舗の編集画面に入り、納品書>PayPay併用支払い額内訳出力項目にて
設定変更を行います。
「出力する」:「納品書金額出力」の選択(※)に基づき内訳金額が出力されます。
「出力しない」:出力されません。
表示条件: 下記条件をすべて満たす場合にのみ、納品書に内訳金額が表示されます。
●「2-3.取引オプションの設定」が完了している
●「納品書金額出力」の選択(※)により金額を「出力する」の状態になっている
●「PayPay併用支払い額内訳出力」が「出力する」の設定になっている
●「PayPay残高払い額」の値が1以上になっている
●「併用支払い額」の値が1以上になっている
●「PayPay残高払い額」と「併用支払い額」の合計が「代金総額」と一致する
※「PayPay残高払い」で全額支払いの場合、内訳は表示されません。
(※)納品書を出力する際に、納品書金額を出力するかどうか選択が可能です。
「店舗設定に準じる」:【システム設定>店舗情報>納品書】の「納品書金額出力」の設定に準じて出力されます。
「出力する」:必ず出力されます。
「出力しない」:出力されません。
「同一時に出力する」:注文者と届け先の「氏名」と「住所」が同じ場合は金額を出力しますが、いずれかが異なる場合は出力しません。
[一括出力時の画面]
【2】お届け先様情報の下に内訳金額を記載
設定画面:【システム設定>店舗情報】
該当店舗の編集画面に入り、納品書>取引オプション出力項目にて設定変更を行います。
「出力する」:【システム設定>店舗情報>取引オプション設定】にて設定している全ての取引オプションが出力されます。
「出力しない」:取引オプションがいずれも出力されません。
「選択した取引オプションを出力する」:取引オプション1から10の任意のものだけ出力されます。
※注文情報内に取引オプションの値がない場合は、いずれの設定でも出力されません。
設定が完了したら、【CSV処理>サービス開始停止】にて元の状態に戻します。
2-5.メール定型文の設定
注文者様へ送信するメール文面にて「PayPay残高払い額」と「併用支払い額」を記載されたい場合は、「2-3.取引オプションの設定」を行った上でメール定型文の調整もお願いいたします。
画面:【システム設定>メール定型文】
追加したい該当のメール定型文を開き、「取引オプション●ラベル」「取引オプション●」を式挿入します。内容は下記がそれぞれ記載されます。
「取引オプション●ラベル」:「PayPay残高払い額」「併用支払い額」などの名称
「取引オプション●」:実際に取り込まれた金額
※取引オプションには1から10がございますが、【システム設定>店舗情報>取引オプション設定】にてご設定されている番号のものを式挿入してください。
[編集画面]
[プレビュー]
2-6.楽天物流連携の設定
こちらの設定は「楽天物流連携」機能をご利用の店舗様のみ必要な設定になります。
画面:【楽天物流連携>決済方法設定】の新規登録をクリックします。
支払方法:「2-1」で追加した支払方法
決済方法:PayPay残高払いは「先払い1」、PayPay残高払い/クレジットカード決済は「クレジットカード」
決済名称:任意
3.注意点
●支払方法名称の登録「2-1」・配送便変換の登録「2-2」がないと、注文エラーになりますので必ずご設定ください。
※楽天物流連携をご利用の店舗様は「2-6」も必ずご設定ください。