CROSS MALL上で設定を行っていただくことで、指定の処理フェーズに存在するau PAY マーケット注文の配送番号などを自動でau PAY マーケットへ連携することが可能です。
詳細は下記をご確認ください。
※現在、対応しているモールは「楽天市場」「Amazon」「Yahoo!ショッピング」「au PAY マーケット」です。
au PAY マーケット以外の詳細は下記をご確認ください。
【楽天市場】発送情報登録を自動で行いたい
【Amazon】出荷通知ファイルを自動でアップロードしたい
【Yahoo!ショッピング】注文処理実績を自動で連携したい
目次
1.概要
2.自動注文処理実績連携の対象となる注文について
3.設定を行う
3-1.対象の処理フェーズの設定を行う(確認する)
3-2.自動注文処理実績連携を行う処理フェーズを設定する
4.自動注文処理実績連携を開始する
5.自動注文処理実績連携の結果を確認する
5-1.履歴一覧から確認する
5-2.処理結果メールで確認する
5-3.注文一括処理画面から確認する
6.au PAY連携ステータスを手動で変更する
7.エラーが発生した場合の再処理について
8.よくあるご質問
1.概要
出荷が完了した注文情報は、au PAY マーケット側へ受注データをアップロードする必要があります。手動で行うことも可能ですが、CROSS MALL上で自動出荷連携の設定を行っていただくことで、指定の処理フェーズに存在するau PAY マーケット注文の配送番号などをau PAY マーケットのWow! managerにログインすることなく自動で連携することが可能になります。
au PAY マーケットへ反映可能な項目
<自動出荷情報反映>
- 発送日
- 配送会社
- 配送お問い合せ番号
<自動受注完了ステータス反映>
- 受注ステータス:完了
※手動での作業方法は下記をご確認ください。
配送番号などを各モールへ登録する
▼補足
CROSS MALLではau PAY マーケット注文の「受注ステータス」「決済ステータス」を取得することも可能です。
設定方法などの詳細については、下記をご確認ください。
【au PAY マーケット】注文情報の各ステータスをCROSS MALLで確認したい
2.自動出荷連携の対象となる注文について
自動出荷連携の対象となる注文は下記の通りです。
対象の処理フェーズに存在するかつ、全ての条件に該当する注文は15分毎にau PAY マーケット側へ自動連携されます。
条件に該当しない注文情報については、指定した処理フェーズに存在する場合であっても
自動出荷連携の対象とはなりませんのでご注意ください。
前提:自動出荷連携対象の処理フェーズ(※)に存在する対象店舗の注文であること
条件
<自動出荷情報反映>
- 管理区分が「通常」である。
(【注文処理>注文一括処理】にて注文者氏名をクリックした「注文個別確認」画面で確認可能) - au PAY API連携ステータスが「空欄」である。
<自動受注完了ステータス反映>
- 管理区分が「通常」である。
(【注文処理>注文一括処理】にて注文者氏名をクリックした「注文個別確認」画面で確認可能) - au PAY API連携ステータスが「出荷情報反映済み」である。
注意点
- 自動出荷情報反映を行う際、CROSS MALLのau PAY マーケット注文情報内に「発送日」の登録がないと下記エラーとなります。
エラー内容: 「発送日」が登録されていません。
そのため、必ず事前に発送日をご登録いただくようお願いいたします。
- au PAY マーケット注文に対して同梱処理を行っていた場合、同梱済みの子注文に関しては自動出荷連携の対象とはなりません。
親注文が上記の条件を満たし自動出荷連携の対象となっている場合は、親注文の注文番号に対してのみ自動でau PAY マーケット側に出荷情報を登録します。
※同梱処理機能の詳細についてはこちらをご確認ください。
- au PAY マーケット注文に対して注文分割を行っていた場合、親と子の両方が自動出荷連携の対象となります。
しかしWow! manager上には配送番号は1つしか登録することができないため、後から行われた自動出荷連携で配送番号は上書きされます。
- 自動注文情報ステータス取得を行っていて、au PAY API連携ステータスが「注文情報ステータス取得エラー」となっている場合は、自動出荷情報反映が行えません。
自動で処理を行いたい場合は、au PAY API連携ステータスを「空欄(未処理)」にご変更いただくようお願いいたします。変更方法は6.au PAY API連携ステータスを手動で変更するをご確認ください。
3.設定を行う
3-1.対象の処理フェーズの設定を行う(確認する)
【システム設定>処理フェーズ】にて自動出荷連携の対象とする処理フェーズを確認します。
既存の処理フェーズ以外を対象にしたい場合は、処理フェーズを新規作成してください。
※新規作成する場合は、【CSV処理>サービス開始/停止】より「注文データ受信」の停止が必要です。
注意点
-
対象処理フェーズに、au PAY マーケット側で受注ステータスが「キャンセル」になっている注文が含まれていると、CROSS MALLから自動連携を行った際に下記エラーが発生します。
エラー内容:指定の取引はキャンセル済みです。
そのため、受注ステータスが「キャンセル」の注文は対象処理フェーズに入らないようご注意ください。
- 「自動注文情報ステータス取得」「自動出荷情報反映」「自動受注完了ステータス反映」のいずれも同じ処理フェーズを対象にすることはできませんので、処理毎に対象となる処理フェーズをご用意ください。
3-2.自動出荷連携を行う処理フェーズを設定する
【自動注文連携>自動注文連携店舗一覧】で自動出荷連携の対象とする処理フェーズを設定します。
「自動出荷情報反映」と「自動受注完了ステータス反映」のそれぞれで設定が必要です。
下記の手順で設定を行います。こちらの設定が完了した段階では自動連携は行われません。
手順
- 【自動注文連携>自動注文連携店舗一覧】より、対象店舗の店舗名をクリックします。
※自動注文連携店舗一覧のメニューが表示されない場合は権限を確認してください。
詳細はこちらをご確認ください。
-
自動出荷情報反映の[追加]ボタンをクリックします。
- 自動出荷情報反映の対象としたい処理フェーズを「対象処理フェーズ」のプルダウンから選択します。
合わせて「移動先処理フェーズ」にて、au PAY マーケットへの自動出荷情報反映の結果に応じて移動する先の処理フェーズを選択します。
※移動先処理フェーズは設定しないことも可能ですが、続けて「自動受注完了ステータス反映」を行うためや、処理の重複や確認漏れを防ぐために設定することを推奨いたします。
- 複数の処理フェーズで設定を行いたい場合は手順2から3を繰り返し行います。
- 続いて、自動受注完了ステータス反映の[追加]ボタンをクリックします。
- 自動受注完了ステータス反映の対象としたい処理フェーズを「対象処理フェーズ」のプルダウンから選択します。
合わせて「移動先処理フェーズ」にて、au PAY マーケットへの自動受注完了ステータス反映の結果に応じて移動する先の処理フェーズを選択します。
※移動先処理フェーズは設定しないことも可能ですが、処理の重複や確認漏れを防ぐために設定することを推奨いたします。
- 複数の処理フェーズで設定を行いたい場合は手順5から6を繰り返し行います。
- 画面下の[更新]ボタンをクリックします。
4.自動出荷連携を開始する
自動出荷連携の処理フェーズ設定が完了したら、【自動注文連携>自動処理 開始/停止】から対象のau PAY マーケット店にて「自動出荷情報反映」「自動受注完了ステータス反映」の[開始]ボタンをクリックします。
※結果取得は前回処理日時から15分経過することで処理が開始されます。
5.自動出荷連携の結果を確認する
5-1.履歴一覧から確認する
【注文処理>au PAY API連携履歴】で、自動出荷連携の処理履歴の確認が可能です。
処理結果列にて処理が成功したか失敗したかを確認することができます。
au PAY API連携履歴のメニューが表示されない場合は権限を確認してください。
詳細はこちらをご確認ください。
5-2.処理結果メールで確認する
自動出荷連携の処理がエラーになると管理者様と【システム設定>基本情報】のメール通知設定「通知先メールアドレス」に設定したアドレス宛に下記件名の処理結果メールが届きます。
(CROSSMALL) au PAY自動出荷情報反映結果のお知らせ(エラー情報)
(CROSSMALL) au PAY自動受注完了ステータス反映結果のお知らせ(エラー情報)
処理結果メールにてエラーが発生している場合は、正常に処理が完了していません。エラー内容を確認し再度処理が行われるように調整が必要です。
※正常に処理が終了した場合は処理結果メールは届きません。
5-3.注文一括処理画面から確認する
【注文処理>注文一括処理】では、au PAY マーケットのAPI連携ステータスでの検索が可能です。
検索条件から詳細検索BOXを開き右側のau PAY マーケットのAPI連携ステータスからプルダウンを選択して検索できます。
検索後、検索結果一覧にてau PAY API連携ステータスを確認することが可能です。
エラーの場合、詳細は【注文処理>au PAY API連携履歴】または処理結果メールにてご確認ください。
6.au PAY API連携ステータスを手動で変更する
au PAY マーケットのau PAY API連携ステータスは、一部ステータスにのみ手動で変更が可能です。
変更可能なステータス
ステータス名 |
利用用途 |
空欄(未処理) | 自動注文情報ステータス取得、自動出荷情報反映の連携対象となるステータスです。 「注文情報ステータス取得エラー」「出荷情報反映エラー」となった場合は、「空欄(未処理)」に更新することで自動で再処理を行うことが可能です。 |
出荷情報反映済み | 自動受注完了ステータス反映の連携対象となるステータスです。「受注完了ステータス反映エラー」となった場合、「出荷情報反映済み」に更新することで自動で再処理を行うことが可能です。 |
受注完了ステータス反映済み | 自動連携を行う前に処理が完了している注文のau PAY API連携ステータスを「受注完了ステータス反映済み」に変更したい場合などにご利用いただけます。 |
変更手順
- 【注文処理>注文一括処理】画面で、店舗:au PAY マーケット店を選択して対象注文を検索します。
※「店舗:au PAY マーケット店」以外で検索すると「au PAY API連携ステータス変更」の機能は表示されません。
- 検索した注文情報の左側のチェックボックスにチェックを入れます。
- 画面下のデータ連携枠内の「au PAY API連携ステータス変更」をクリックします。
- 変更したいステータスを選択し、[更新]をクリックします。
7.エラーが発生した場合の再処理について
エラー発生などで、再度処理が必要になった場合は下記のいずれかの方法で作業を行ってください。
方法1:再度自動で出荷連携が行われるようにする
▼「自動出荷情報反映」がエラーになった場合
- au PAY API連携ステータスを確認します。
【注文処理>注文一括処理】で対象注文を検索します。
一覧でau PAY API連携ステータスを確認します。
※確認したau PAY API連携ステータスが「空欄」の場合、手順2から4の作業は不要です。
- 検索した注文情報の左側のチェックボックスにチェックを入れます。
- 画面下のデータ連携枠内の「au PAY API連携ステータス変更」をクリックします。
- 「空欄(未処理)」を選択し、[更新]をクリックします。
- 自動出荷情報反映対象の処理フェーズに注文情報を移動します。
一覧画面下の「一括処理」または「管理番号」や「注文者様氏名」をクリックした個別の画面から
処理フェーズを変更します。
作業は以上です。
再度自動出荷情報反映が行われるまでしばらくお待ちいただき処理結果までご確認ください。
▼「自動受注完了ステータス反映」がエラーになった場合
- au PAY API連携ステータスを確認します。
【注文処理>注文一括処理】で対象注文を検索します。
一覧でau PAY API連携ステータスを確認します。
※確認したau PAY API連携ステータスが「出荷情報反映済み」の場合、手順2から4の作業は不要です。
- 検索した注文情報の左側のチェックボックスにチェックを入れます。
- 画面下のデータ連携枠内の「au PAY API連携ステータス変更」をクリックします。
- 「出荷情報反映済み」を選択し、[更新]をクリックします。
- 自動受注完了ステータス反映対象の処理フェーズに注文情報を移動します。
一覧画面下の「一括処理」または「管理番号」や「注文者様氏名」をクリックした個別の画面から
処理フェーズを変更します。
作業は以上です。
再度自動受注完了ステータス反映が行われるまでしばらくお待ちいただき処理結果までご確認ください。
方法2:手動で注文連携用CSVをアップロードする
下記のヘルプページを参考に手動で注文連携用CSVのダウンロード・アップロードを行ってください。
配送番号などを各モールへ登録する
8.よくあるご質問
「自動注文連携店舗一覧」「au PAY API連携履歴」などのメニューが表示されません。
【システム設定>権限設定】画面にてログインいただいているアカウントに設定している権限グループの権限設定をご確認ください。対象のメニューの権限が「なし」の場合はメニューが表示されませんので「更新」または「参照」の権限を付与してください。設定後、ログインしなおすことでメニューが表示されます。
自動出荷連携を行う処理フェーズにau PAY マーケット店以外の店舗の注文が存在していても問題ないですか?
はい。問題ありません。
自動出荷連携の対象外となりエラーも発生しませんので、従来通りの受注処理をお願いします。
配送番号が「空欄」の注文を、CROSS MALLからau PAY マーケットへ自動出荷情報は反映をしても問題ないですか?
はい、問題ありません。「配送番号:空欄」の状態でも自動出荷情報反映は可能です。
ただし、「発送日:空欄」の状態で自動出荷情報反映を行うとエラーになりますのでご注意ください。
自動注文完了ステータス反映結果の処理結果メールにて、下記エラーが出ました。どのように対応すればいいでしょうか。
パターン①
件名:(CROSSMALL) au PAY自動出荷情報反映結果のお知らせ(エラー情報) 内容:API接続でタイムアウトエラーが発生しました。再度処理を実施してください。
パターン②
件名:(CROSSMALL) au PAY自動受注完了ステータス反映結果のお知らせ(エラー情報)
内容:API接続でタイムアウトエラーが発生しました。再度処理を実施してください。
au PAY マーケットへの自動出荷情報反映、または受注完了ステータス反映時に、一時的な通信エラーが発生した可能性がございます。
Wow! manager上にて各値が反映済みかご確認ください。
(パターン①)
・反映済の場合:対象注文の「au PAY API連携ステータス」を【出荷情報反映済み】にご変更ください。
・未反映の場合:対象注文の「au PAY API連携ステータス」を【空欄】に変更し、再処理を行ってください。
(パターン②)
・反映済の場合:対象注文の「au PAY API連携ステータス」を【受注完了ステータス反映済み】にご変更ください。
・未反映の場合:対象注文の「au PAY API連携ステータス」を【出荷情報反映済み】に変更し、再処理を行ってください。
※au PAY API連携ステータスの変更手順については『7.エラーが発生した場合の再処理について』をご確認ください。