目次
1.注文情報の一部項目を取得することができません。
2.注文者情報が取得されないことにより影響がある箇所。
3.注文者情報に固定値を登録することができます。
4.注文者情報に固定値を登録する際の注意点。
1.注文情報の一部項目を取得することができません。
Amazonの、個人情報保護を目的としたセキュリティ強化により 2021年1月 から
Amazon店に関しましては、注文情報の一部項目をCROSS MALL側に取得することが
できなくなりました。
【Amazon】セキュリティ対応による個人情報の暗号化について
※出品者出荷の注文とFBA注文で取得できなくなる項目が異なります。
<対象項目>
- 注文者郵便番号
- 注文者都道府県
- 注文者住所1
- 注文者住所2
- 注文者電話番号
FBA注文を取り込んでいる場合、下記の項目も空値で登録されます。
- 注文者氏名 ※(未登録)という文言で登録されます
- 届け先住所1
- 届け先住所2
- 届け先TEL
- 取引オプション(Amazonビジネス利用時の「発注番号」)
2.注文者情報が取得されないことにより影響がある箇所。
- リピーター設定の判断が正しく行われない可能性があります。
CROSS MALL上で【注文処理】>【リピーター設定】にて判定条件を設定することで
リピータ―やブラックリストの判断が可能です。しかしAmazon注文に関しましては
リピータ―マークがつかない可能性がございます。
<ブラック、ブラック候補、要注意>
リピータ―判定条件で「住所」「郵便番号」「電話番号」のいずれかを判定条件に
設定している場合、その判定は行われません。
したがって同一注文者であってもマークがつきません。
氏名&メールアドレスの判定条件は、値があり一致すればマークがつきます。
<リピーター、リピーター候補>
「住所」「郵便番号」「電話番号」のいずれかを設定している場合、
他店舗注文、Amazonの2020年1月15日以前の注文との比較では
同一の注文者様からの注文であったとしても、マークがつきません。
「氏名&メールアドレス」の判定条件は、値があり一致すればマークがつきます。 - 楽天物流連携(オプション機能)の出荷依頼時にエラーになります。
楽天物流連携の出荷依頼時には注文者情報が空値であるとエラーになります。
固定値で値を入れておくことができる機能を追加いたします。
3.注文情報に固定値を登録することができます。をご確認ください。 - 送り状出力時に依頼主の出力設定を「注文者情報を出力」「ギフト時に注文者情報を出力」にしていた場合、依頼主の情報は空欄で出力されます。
3.注文情報に固定値を登録することができます。に記載の、固定値情報を登録した場合は、設定した値が出力されます。
3.注文者情報に固定値を登録することができます。
注文情報に取り込まれない一部項目について、以下の設定で値を入れることが可能です。
1.注文者情報に届け先情報を登録する。
2.注文者情報に固定値を登録する。
注文者情報の住所などは空値で問題ない店舗様は、設定は不要です。
<設定画面>
【システム設定>店舗情報】
<設定方法>
※設定には【CSV処理>サービス開始停止】画面にて、両サービスの停止が必要です。
設定後、サービスをもとの状態に戻してください。
1.注文者情報に届け先情報を登録する。
「注文者情報の設定」にてチェックをつけます。
注文取込時に、注文者情報(郵便番号、住所1、住所2、TEL)に届け先情報をコピーし
登録します。
2.注文者情報に固定値を登録する。
「注文者情報の固定値設定」を「する」の設定にします。
固定値の値を入力します。
注文取込時に、注文者情報に固定値の値を登録します。
4.注文者情報に固定値を登録する際の注意点。
- FBA注文には適用されません。
- 注文者氏名はAmazonから正しく取得する為、氏名と住所の組み合わせが一致
しない可能性があります。 - 注文者情報にAmazonから取得した値がある場合、届け先情報、固定値の値は登録しません。
- 送り状出力時に依頼主の出力設定を「注文者情報を出力」「ギフト時に注文者情報を出力」にしていた場合、上記で設定した注文者情報が出力されますのでご注意ください。
- 固定値で値を登録した場合でも、一定期間経過すると注文者情報が削除されます。
詳細については「【Amazon】注文者情報・届け先情報が消えてしまった。」をご確認ください。