CROSS MALLでは一定の間隔【約7分/回】で各店舗に自動で在庫数が送信されます。
しかし自動での在庫連携にはあらかじめ設定が必要です。
本ページではその在庫連携の方法をご案内しております。
目次
注意点
- 受信する注文件数があまりにも多すぎる場合や、送信対象のSKU数が膨大な場合は、
一定の間隔で在庫送信することができず、【約7分/回】以上の時間がかかることもあります。 - 在庫連携を行っている商品については、各店舗側での在庫更新はお控えください。
各店舗側で在庫更新をされたとしても、その在庫数をCROSS MALLが取得することはできません。
CROSS MALLから在庫送信が行われると、各店舗側で設定した在庫数は
CROSS MALLの在庫数で上書きされてしまいます。 - 【注文登録>注文エラー情報】にて注文エラーが発生し解消作業が遅れると、
売り越し等の在庫のずれが発生する可能性がございます。
注文エラーの解消方法については、トラブルシューティングからご覧ください。 - 【注文登録>仮注文明細】にて「ステータス:キャンセル/未存在」の注文が発生していると、
売り損じが起こる可能性がございますので、削除いただくことを推奨しております。
その際に【□削除した仮注文明細の在庫数量を戻さない】にチェックを入れずに削除を行うと、
その在庫数を戻すことが可能です。
※「ステータス:キャンセル/未存在」以外の仮注文明細は削除しないようご注意ください。
自動在庫連携の概要
CROSS MALLから一定の間隔で各店舗に自動で在庫送信を行うためには、
その店舗において「在庫連携:する」の状態である必要があります。
「在庫連携:する/しない」の設定は【出品処理>商品一括処理】にてご確認可能です。
商品を検索し「商品コード(標準)」をクリックした画面(商品情報詳細)の
一番下に「在庫連携」という項目がございます。
- 「在庫連携」の項目がない場合は1つも店舗商品が存在していないことを示しており、
どの店舗とも在庫連携できていないことを意味します。
▼「在庫連携」の項目がない状態 - 「在庫連携」に表示されていない店舗は、その店舗商品がCROSS MALL上に存在しないことを示しており、
その店舗とは在庫連携できていないことを意味します。 - 「在庫連携:する/しない」は店舗ごとに異なる設定を行うことが可能です。
各店舗に自動で在庫送信が行われる条件とは?
「在庫連携:する」の状態であっても、一定の間隔で常に各店舗に全商品の在庫数が送信されるわけでは
ありません。送信するべきデータが多すぎると送信遅延を引き起こす原因になるためです。
そのためCROSS MALLでは自動で在庫送信が行われる条件を設けています。
<自動で在庫送信が行われる条件>
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「在庫数の変動」とは、例えば、注文取込時の在庫減少や在庫数の更新(増減)のことを指します。
また「前回送信した在庫数」と「これから送信するべき在庫数」を比較した結果同じであれば、
送信タイミングまでに「在庫数の変動」があったとしても在庫送信は行われません。
また注文取込のみで「在庫数の変動」が起こり、1店舗でしか注文取込が行われなかった場合は、
上記の<自動で在庫送信が行われる条件>を満たしていても在庫送信は行われません。(※)
※「在庫数:0以下」になった場合は上記の通りではありません。
売り越し防止のため、各店舗に「在庫数:0」のデータが送信されます。
新商品を在庫連携する手順
STEP1:標準商品を作成する まずは土台部分の標準商品の作成を行います。 上記リンクは画面上での標準商品登録方法です。 |
STEP2:店舗商品を作成する それぞれのモール/カートごとの項目を登録し、店舗商品を作成します。 上記リンクは画面上での店舗商品登録方法です。 |
STEP3:在庫数を登録する 標準商品に対して在庫数を登録します。店舗商品ごとに在庫数を登録することはできません。 必要に応じて、下記のような在庫数に関する設定を行うことも可能です。 |
STEP4:「在庫連携する」に設定変更する 新規登録時には初期値で「在庫連携:しない」となっています。 本作業で自動在庫連携の設定をすることが可能です。 |
STEP5:「一括在庫送信」を行い、モール/カート側に在庫データを送信する 「在庫連携:する」に切り替えただけでは、自動で各店舗に在庫は送信されません。 在庫送信後にエラーがないかご確認ください。 |