CROSS MALL上で設定を行っていただくことで、指定の処理フェーズに存在するAmazon注文(一部の注文を除く)の出荷通知ファイルを自動でAmazonへアップロードすることが可能です。
詳細は下記をご確認ください。
※現在、対応しているモール:Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング
楽天市場やYahoo!ショッピングにおいても、自動で出荷情報の連携を行うことが可能です。
【楽天市場】発送情報登録を自動で行いたい
【Yahoo!ショッピング】注文処理実績を自動で連携したい
目次
1.概要
2.自動出荷通知の対象となる注文について
3.設定を行う
3-1.対象の処理フェーズの設定を行う(確認する)
3-2.自動出荷通知を行う処理フェーズを設定する
4.自動出荷通知を開始する
5.自動出荷通知の結果を確認する
5-1.履歴一覧から確認する
5-2.処理結果メールで確認する
5-3.注文一括処理画面から確認する
6.出荷通知APIステータスを手動で変更する
7.再度自動出荷通知を行う
8.よくあるご質問
1.概要
出荷が完了した注文情報は、Amazon側へ出荷通知ファイルをアップロードする必要があります。
CROSS MALL上で設定を行っていただくことで、指定の処理フェーズに存在するAmazon注文(一部の注文を除く)の出荷通知ファイルをAmazonのセラーセントラルにログインすることなく自動でアップロードが可能になります。
※手動での作業方法は下記をご確認ください。
「CROSS MALLから注文連携用CSVをダウンロードする」
「Amazonへ注文連携用CSVをアップロードする」
2.自動出荷通知の対象となる注文について
出荷通知ファイルを自動アップロードする対象の注文は下記の通りです。
条件に該当しない注文情報については、指定した処理フェーズに存在する場合であっても
自動出荷通知の対象とはなりませんのでご注意ください。
前提:自動出荷通知対象の処理フェーズ(※)に存在する対象店舗の注文であること
条件
- 管理区分が「通常」である。
(【注文処理>注文一括処理】にて注文者氏名をクリックした「注文個別確認」画面で確認可能) - 出荷通知APIステータスが「未連携」である。
- 通常注文である。(FBA注文ではない ※FBA連携はオプション機能)
注意点
Amazon注文に対して同梱処理を行っていた場合、同梱済みの子注文に関しては自動出荷通知の対象とはなりません。
親注文が上記の条件を満たし自動出荷通知対象となっている場合は、親注文の注文番号に対してのみ自動でAmazon側に出荷通知ファイルのアップロードを行います。
※同梱処理機能の詳細についてはこちらをご確認ください。
Amazon注文に対して注文分割を行っていた場合、親と子の両方が自動出荷通知の対象となります。
しかしセラーセントラル上には配送番号は1つしか登録することができないため、
後から行われた自動出荷通知で配送番号は上書きされます。
3.設定を行う
3-1.対象の処理フェーズの設定を行う(確認する)
【システム設定>処理フェーズ】で自動出荷通知の対象とする予定の処理フェーズが既に存在する場合、発送日設定が「必須」になっているか確認を行います。
発送日設定が「必須」でなくても自動出荷通知の対象の処理フェーズに設定することは可能ですが、Amazonへ出荷通知ファイルをアップロードする際に、発送日は必須の情報となります。そのため値がなければエラーが発生するので、発送日設定は「必須」と設定しておくことを推奨いたします。
上記の確認にて発送日設定が「任意」となっている場合は「必須」へ修正、または既存の処理フェーズを利用しない場合については発送日設定「必須」の処理フェーズを新規作成します。
※新規作成する場合は、【CSV処理>サービス開始/停止】より「注文データ受信」のサービス停止が必要です。
3-2.自動出荷通知を行う処理フェーズを設定する
【自動注文連携>自動注文連携店舗一覧】で自動出荷通知の対象とする処理フェーズを設定します。
下記の手順で設定を行います。こちらの手順が完了した段階では自動出荷通知は行われません。
手順
- 【自動注文連携>自動注文連携店舗一覧】より、対象店舗の店舗名をクリックします。
※自動注文連携店舗一覧のメニューが表示されない場合は権限を確認してください。
詳細はこちらをご確認ください。 - 「追加」ボタンをクリックします。
- 自動出荷通知の対象としたい処理フェーズを「対象処理フェーズ」のプルダウンから選択します。
- 「移動先処理フェーズ」にて、Amazonへの自動出荷通知の結果に応じて移動する先の処理フェーズを選択します。
※設定しないことも可能ですが、処理の重複や確認漏れを防ぐため設定することを推奨いたします。 - 複数の処理フェーズで設定を行いたい場合は手順2から4を繰り返し行います。
- 「更新」ボタンをクリックします。
4.自動出荷通知を開始する
自動出荷通知対象の処理フェーズ設定が完了したら、【自動注文連携>自動処理 開始/停止】から対象のAmazon店の開始ボタンをクリックします。
※自動出荷通知・結果取得は前回処理日時から15分経過することで処理が開始されます。
5.自動出荷通知の結果を確認する
5-1.履歴一覧から確認する
【注文処理>Amazon出荷通知連携履歴】で、自動出荷通知の処理履歴の確認が可能です。
処理結果列には出荷通知APIステータスが表示され、処理状況を確認することができます。
Amazon出荷通知連携履歴のメニューが表示されない場合は権限を確認してください。
詳細はこちらをご確認ください。
処理結果 |
内容 | 対応方法 |
連携中 |
出荷通知を行っている状態です。 |
追加の作業は必要ありません。 |
通知失敗 | 出荷通知が失敗した状態です。 Amazon側に出荷情報が登録されていない状態です。 |
再度出荷通知ファイルのアップロードが必要です。詳細はこちらをご確認ください。 |
通知結果取得失敗 |
出荷通知の結果取得に失敗した状態です。 |
セラーセントラル上で、該当注文の出荷情報をご確認ください。 出荷情報が登録されていない場合は、再度出荷通知ファイルのアップロードが必要です。詳細はこちらをご確認ください。 |
正常 |
出荷通知が成功した状態です。 |
追加の作業はありません。 |
エラー | 出荷通知を行うことができなかった状態です。 |
設定情報や注文情報の確認が必要です。処理結果の「エラー」より内容をご確認いただき、修正を行ってください。 修正後は、再度出荷通知ファイルのアップロードが必要です。詳細はこちらをご確認ください。 |
5-2.処理結果メールで確認する
自動出荷通知の処理が行われると管理者様と【システム設定>基本情報】のメール通知設定「通知先メールアドレス」に設定したアドレス宛に下記件名の処理結果メールが届きます。
(CROSSMALL)Amazon出荷通知処理(自動)のお知らせ
(CROSSMALL)Amazon出荷通知結果取得処理(自動)のお知らせ
どちらか片方でも処理結果メールにエラーが発生している場合は、正常に処理が完了していません。【注文処理>Amazon出荷通知連携履歴】画面から詳細を確認し再度処理が行われるように調整が必要です。
5-3.注文一括処理画面から確認する
【注文処理>注文一括処理】では、出荷通知APIステータスでの検索が可能です。
検索条件から詳細検索BOXを開き右側の出荷通知APIステータスからプルダウンを選択して検索できます。
検索後、検索結果一覧にて出荷通知APIステータスを確認することが可能です。
エラーの場合、詳細は「5-1.履歴一覧から確認する」の方法でご確認ください。
6.出荷通知APIステータスを手動で変更する
Amazon側との接続がエラーになってしまった場合はAmazon側の状態とCROSS MALLの出荷通知APIステータスが異なる状態になってしまったり、手動で出荷通知ファイルをアップロードした場合は出荷通知APIステータスが更新されません。店舗様の運用に影響がなければ、必ず「正常」になっている必要はありませんがAmazon側の状態に合わせてCROSS MALL上も変更する場合は下記の方法にて処理を行ってください。
手順
- 【注文処理>注文一括処理】画面で、対象店舗:Amazon店を選択して対象注文を検索します。
- 検索した注文情報の左側のチェックボックスにチェックを入れます。
- 画面下のデータ連携枠内の「出荷通知APIステータス変更」をクリックします。
- 「未連携」「正常」のどちらかを選択し、更新をクリックします。
注意点
下記の状態の注文情報については、出荷通知APIステータスの更新はできません。
- Amazon店以外の注文情報
- FBAの注文情報
- 出荷APIステータスが「連携中」の注文情報
7.再度自動出荷通知を行う
エラー発生などで、再度自動出荷通知が必要になった場合は下記のいずれかの方法で作業を行ってください。
方法1:再度自動で出荷通知が行われるようにする
- 出荷通知APIステータスを確認します。
【注文処理>注文一括処理】で該当注文を検索します。
一覧で出荷通知APIステータスを確認します。
※確認した出荷通知APIステータスが「未連携」の場合、手順2から4の作業は不要です - 検索した注文情報の左側のチェックボックスにチェックを入れます。
- 画面下のデータ連携枠内の「出荷通知APIステータス変更」をクリックします。
- 「未連携」を選択し、更新をクリックします。
- 自動出荷通知対象の処理フェーズに注文情報を移動します。
一覧画面下の「一括処理」または「管理番号」や「注文者様氏名」をクリックした個別の画面から
処理フェーズを変更します。
作業は以上です。
再度自動出荷通知が行われるまでしばらくお待ちいただき処理結果までご確認ください。
方法2:手動で出荷通知ファイルをアップロードする
下記のヘルプページを参考に手動で出荷通知ファイルのダウンロード・アップロードを行います。
「配送番号などを各モールへ登録する」
8.よくあるご質問
Q1:
「自動注文連携店舗一覧」「Amazon出荷通知連携履歴」などのメニューが表示されません。
A1:
【システム設定>権限設定】画面にてログインいただいているアカウントに設定している権限グループの権限設定をご確認ください。対象のメニューの権限が「なし」の場合はメニューが表示されませんので「更新」または「参照」の権限を付与してください。設定後、ログインしなおすことでメニューが表示されます。
Q2:
自動出荷通知を行った結果下記の警告が出ているが問題ないですか?
「ship-methodの項目が記入されていないか入力内容が無効です。有効なship-methodの項目が入力されていることを確認してください。」
A2:
はい。問題ありません。弊社からAmazon側へ確認済みです。
また、【マスタ登録>配送便】からAmazon注文の配送便を選択し「Amazon配送方法」項目に 出力したい文言を設定していただければ設定後の処理からこちらの警告を防ぐことができます。 ※登録する値は任意ですが、Amazonではわかりやすいように配送会社名を入力することが推奨されております。
Q3:
自動出荷通知を行う処理フェーズにAmazon店以外の店舗の注文情報が存在していても問題ないですか?
A3:
はい。問題ありません。
自動出荷通知の対象外となりエラーも発生しませんので、従来通りの受注処理をお願いします。
Q4:
配送番号が空欄のままの注文情報を自動出荷通知の対象として
CROSS MALLからAmazon側へ自動で出荷通知のアップロードを行うことはできますか?
A4:
はい。できます。
ただし、注文の内容次第では処理結果がエラーになる可能性があります。詳細はAmazonの仕様をご確認ください。
また、追跡可能な配送方法については配送番号が空欄で登録されることで追跡可能率(VTR)への影響なども考えられます。そのため自動出荷通知の対象処理フェーズに移動する前に配送番号を登録するようにお願いいたします。