CROSS MALLに注文情報を取り込むには、事前にいくつか設定が必要です。
その中でも「支払方法」「配送方法」については、各ネットショップ側の設定を確認しつつ、CROSS MALLでも登録・設定が必要になります。
ここでは、「支払方法」「配送方法」の設定、また「配送便」についてご案内します。
目次
1.「支払方法」「配送方法」とは?
2.支払方法、配送方法の役割
2-1.「支払方法」「配送方法」を取り込む理由
2-2.【おすすめ機能】「支払方法変換」とは?
3.配送便の役割
3-1.「配送便」とは?
3-2.「配送便変換」とは?
4.出力箇所
1.「支払方法」「配送方法」とは?
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「支払方法」
クレジットカード払いや銀行振込など「注文者様が選択される決済手段」。
※選択された支払方法により、オーソリや入金状況などの確認の必要です。
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「配送方法」
宅配便やメール便など「注文者様が選択される配送手段」。
※選択された配送方法により、送料や配送地域、同梱可否などの確認が必要です。
2.支払方法、配送方法の役割
2-1.「支払方法」「配送方法」を取り込む理由
CROSS MALLは取り込まれる注文情報内の「支払方法」「配送方法」が、CROSS MALLの【マスタ登録>名称マスタ】の「支払方法」「配送方法」に登録されているか確認しています。
ここで完全一致している「支払方法」「配送方法」の名称が登録されていない場合は注文エラーとなるため、必ず設定します。
※「支払方法」は、「2-2.【おすすめ機能】「支払方法変換」とは?」でご案内する「支払方法変換」機能での登録も可能です。
▼支払方法 設定例
▼配送方法 設定例
2-2.【おすすめ機能】「支払方法変換」とは?
CROSS MALLでは、事前にネットショップ側で登録されている支払方法名を、支払方法マスタに登録する必要がありますが、既に似ている支払方法名の登録はあるが「名称が異なる」という場合、似ている支払方法名を全て登録する必要なく、異なる支払方法名を同じ支払方法として紐づけられる「支払方法変換」機能を推奨しております。
▼支払方法変換の設定例
▼支払方法変換後の紐づけ状況
3.配送便の役割
3ー1.「配送便」とは?
配送便とは、各配送会社の送り状タイプを特定する項目です。
CROSS MALLから注文毎の送り状発行用CSVを出力する際や、各ネットショップに発送情報を登録する際に、紐づいている配送便の情報をもとに項目が出力されます。
<配送便(一例)>
ヤマト運輸 | 発払い、コレクト、ネコポス・クロネコゆうパケット、クール冷蔵 等 |
佐川急便 | 飛脚宅急便(発払い)、飛脚宅急便(コレクト)、飛脚クール便 等 |
日本郵便 | ゆうパック、ゆうメール、ゆうパケット、クリックポスト 等 |
3-2.「配送便変換」とは?
CROSS MALLでは、「支払方法」と「配送方法」の組み合わせ毎に、実際に出荷する「配送便」を紐づける事が可能です。
例えば複数の配送会社(ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便 等)や配送便種(宅配便、メール便、冷蔵/冷凍便 等)を利用している場合、注文者様が選択した支払方法・配送方法等で、正しい配送便に紐づけることができます。
※配送便変換の詳細については「【スタート準備】ステップ8:配送便変換を設定する」にてご案内しています。
▼紐づけイメージ図
▼配送便変換 設定例
※届け先郵便番号・届け先都道府県は任意設定です。必要に応じてご活用ください。
また支払方法・配送方法・届け先郵便番号・届け先都道府県以外の情報で配送便を紐づけたい場合、
【自動処理>自動処理設定】にて可能です。
4.出力箇所
取り込まれた各ネットショップの「支払方法」「配送方法」や配送便変換にて紐づいた「配送便」は、以下のようなCROSS MALLの受注処理で適用されます。
①送信メールや、受注票などの帳票に印字
注文者への注文確認メールや、発送確認メール等に、選択された支払方法を記載することが可能です。
また、納品書や受注票等にも印字し、発行する事もできます。
②送り状CSVのフォーマット判断
CROSS MALLでは、注文情報から送り状ソフトへ取り込むためのCSVファイルを出力する事が可能です。
その際、注文情報内に紐づいている「配送便」にて、どのようなフォーマットで出力するか判別しています。